法人携帯を会社に導入しているところも多いですが、法人携帯の機種にはiPhoneとandroidがあります。法人携帯としてスマホを導入する会社が増えている中で、iPhoneとandroidのどちらが良いのか悩むケースも。そこで今回は、iPhoneとandroidを法人携帯として導入するメリットとデメリットを紹介しつつ、どちらが法人携帯に向いているのかについても解説します。
1、法人携帯にiPhoneを導入するメリット・デメリット
会社の連絡手段として法人携帯を契約する会社は多いですが、導入するときには機種の選択も大事です。機種というと代表的なものにandroidとiPhoneがありますが、いったいどちらを選べば良いのでしょうか?まずは、それぞれのメリット・デメリットを知っておくことが大切です。最初にここではiPhoneを導入するメリット・デメリットを紹介します。
1-1、メリット:機能性が高くて便利
iPhoneは機能性が高く便利な点が魅力。日本でもiPhoneは人気が高く、個人用として使用している人も多い機種です。iPhoneは操作が簡単で使いやすいため、設定などが苦手な人でも利用しやすいです。
法人携帯は社員が利用するので、使い勝手が良いというのは仕事の効率にもかかわります。また、携帯の設定などが苦手な方でも操作しやすいという点はメリットといえるでしょう。さらに、機能性でいうと、セキュリティの高さもiPhoneが評価されているポイントです。
iPhoneはApple社がOSと端末の両方を作っているので、OSと端末が合わないといったトラブルが発生するリスクが少ないです。また、アプリに関してもApp Storeからしかダウンロードできないので、審査が通ったアプリのみを利用することができ、不正アプリなどを利用することで起こる情報流出などのリスクも下げることが可能です。
1-2、デメリット:端末の価格が高い
iPhoneを法人携帯にするデメリットとして、端末の価格の高さが挙げられます。iPhoneにはさまざまな便利な機能が搭載されており、最新版が次々と販売されています。新しいモデルになればなるほど、機能も新しいものが追加されるので便利ですが、その分価格は高いです。
世界的にみるとiPhoneは価格が高い機種として認識されており、androidの方がシェアは高く、これはandroidの価格の安さが理由の1つとなっています。法人携帯として考えると、iPhoneに搭載されているような最新機能が必要かどうかは検討する必要があるでしょう。値段と機能性を天秤にかけて導入を検討してみてください。
2、法人携帯にandroidを導入するメリット・デメリット
法人携帯としてandroidを導入している会社は多くあります。日本においてiPhoneは個人の間では普及していますが、法人携帯となるとandroidの人気も高いです。ここでは、法人携帯にandroidを導入するメリット・デメリットを紹介していきます。
2-1、メリット:安く端末を購入できる
androidを法人携帯として導入するメリットとして、iPhoneよりも安い値段で端末を購入することができる点が挙げられます。iPhoneがApple社によって製造されているのに対して、android携帯は世界中のさまざまな会社が製造・販売しています。
そのため、iPhoneに比べて多種多様な携帯の中から必要なものを選択して法人携帯にすることが可能です。androidには、多機能で高性能な携帯で高価なものもありますが、中には法人向けに作られた安いものも存在します。そのため、iPhoneより安い値段で購入可能です。
2-2、デメリット:機種によって使い方が異なる
androidを法人携帯として導入するデメリットとして、機種によって使い方が異なる点が挙げられます。iPhoneの場合には使い方はほとんど変わりませんが、androidの場合にはさまざまな会社が販売しているため、メーカーによって設定の仕方や画面の表示などに差があります。
法人携帯にした場合に社員に携帯を配布するわけですが、今まで使用したことのない機種が配布された社員は使い方が分からず戸惑ってしまう可能性も。また、機種によってはネットで検索しても使い方の情報が出てこないことがあります。それではせっかく法人携帯を導入しても、社員は使いこなすことができず、かえって仕事の効率を下げてしまうリスクもあるのです。
3、【iPhone vs android】結局どちらがいい?
ここまでで、iPhoneとandroidを法人携帯として導入するメリット・デメリットを確認してきましたが、結局どちらの方が法人携帯に向いているのでしょうか?法人携帯に向いている向いていないというのは、会社によって異なります。
単純に、価格だけで判断するならandroidの方が良いかもしれませんが、機能性やセキュリティを重視するならiPhoneの方が良いでしょう。また、携帯の台数も関係してきます。
例えば、数人の社員に渡して活用するのであれば、少し価格が高くても機能性の高いiPhoneを選ぶことができますし、逆に、大人数に渡すとなるとあまりコストアップはできないのでandroidを選んだ方が良いかもしれません。
このように、iPhoneとandroidのどちらが良いというのは会社によって異なります。まずは、法人携帯をどのように使用するか考えたうえで選択することが大事です。
4、まとめ
ここまでで、iPhoneとandroidを法人携帯として導入するメリット・デメリットを紹介しつつ、どちらが法人携帯に向いているのか解説してきました。iPhoneもandroidもそれぞれメリットがあって、導入する会社によって向き不向きがあります。
また、法人携帯にどこまでの機能を求めているのかによっても変わります。通話やメールを目的としているのか、アプリなどを有効活用していきたいのかで選択肢は変わるでしょう。iPhoneとandroidのどちらを選択するにしても、会社に必要なものは何か考えたうえで選択してください。